密教1332 寛容な心
2020年 01月 18日
他人の誤ちを責めれば倍のカルマを積む事に成る。
兎角、他人の誤ちを責めたく成る気持ちは分かるが、
それが自らのカルマを積む事に成る事を知れば出来無いであろう。
責める事は簡単であり許す事は難しいであろう。
増してや内情も知らず上辺だけを観て責め立てる行為は、如何なものであろうか、
責める責め合う行為に未来もしあわせも無い。
その逆に認め認め合う姿勢、行為には発展、未来、調和、様々なしあわせへの道が開けて居るのです。
寛容とは無条件に全てを許す事ではありません、
智慧と理性の裏付けが必要なのは言うまでもなく、根底に愛が無ければ傲慢に成り兼ねないのである。
そして親が子に子が孫に教え伝える時、其処に開くのは、日本に古くから伝わる寛容の教え文化である。
罪を犯せし者であろうと真に反省し善に務める時、霊界もそれを認め許しの道を開かれるのである。
許しの道は偽りでは、未来永劫、開かれる事は無い、
人間界では偽りを見破れ無くとも霊界では通用しない
全ては、白日の元に晒され偽った事の罪も加算され無間地獄、阿鼻地獄に學ぶ事に成るのである。
地獄は、落とされると考えて居る人が多いと思うがそれは誤りである、
地獄は落とされるものでも与えられるものでも無い
己が率先して選択し進み行く階層である。
密教の経典には明確にそれが記されている、解釈は自由だが本質を変える事は何人も出来無い。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主永作優三輝
全ては自己のなした結果で、死後どのような世界へ
行くのか決まると思います。
人の過ちを責めるのではなく
その人の成長を心から願う心が大切であると思います。
たとえ嫌われようとも
相手の幸せを願う心こそ本当の慈悲心であると思います。
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by jiren2018
| 2020-01-18 06:00